よくトリックアートなどで利用されるデザインの法則として、三次元感覚(3D Projection)があります。
みなさんも今まで目にしたことがあると思いますが、あれもれっきとしたデザインの法則に乗っ取り作成されています。
今回は、デザインの法則の一つ「三次元感覚(3D Projection)」について説明します。
三次元感覚(3D Projection)とは
三次元感覚とは、人間が2次元のものを見た時にそれを3次元の物として捉える感覚のことです。
よく利用されるものとして
- 大きいものが手前にあると認識される
- ピントが合ってる(くっきりしている)ものがより近くにあると認識される
- 重なりあっているものの手前のものは近くにあると認識される
があります。
・例)大きいものが手前にあると認識される
・例)ピントが合ってる(くっきりしている)ものがより近くにあると認識される
・例)重なりあっているものの手前のものは近くにあると認識される
上記のように2次元のものを見ても3次元のように感じるのは3次元感覚によるものです。
ポスター、映像様々な箇所でこの法則が用いられています。
物を3次元に見せたいというときは、この法則を利用してビジュアルデザインをすると良いです。
サイズ、ピント、物の位置だけでも3次元と認識させることは可能ですが、複数の要素を組み合わせることでより強力に3次元を認識させることができます。