Google Analytics リファラスパムの対処法

Google Analytics リファラスパムの対処法

突然、原因不明のアクセス上昇

Google Analyticsをチェックしてる方はたまにアクセスがなぜかわからないけど上昇してるってことはありませんか?
それはもしかしたらリファラスパムが原因かもしれないです。SNSなどで拡散され、アクセス上昇の原因がわかっているなら話は別ですが、わからないならまずはじめにリファラスパムを疑った方がいいです。

リファラスパムとは

そもそもGoogle Analyticsでは集客の経路(チャネル)は、
・Organic Search
・Referral
・Direct
・Social
・Paid Search
・Display
の6種類に分類されています。
その中の「Referral」(他サイトからの被リンクのこと)という項目で、スパム目的で全然関係ないコンテンツや文脈でリンクを設置する本来のリファルの目的とは違うリファラのことをリファラスパムと言います。
「Referral」を確認するにはGoogle Analyricsの左サイドメニィーの「集客」→「全てのトラフィック」→「チャネル」で確認することができます。

リファラスパムの危険性

リファラスパムの狙いは、アクセス解析を見たサイト管理者をリファラル情報からスパムページにアクセスさせることです。知らないページからリファラルがあった場合、なるべくそのリンク先のページにはアクセスしないようにしましょう。宣伝やPV集めのためだけでなくウィルスの感染なども可能性があるので。

また、もう一つの問題点としてこのスパムのせいで正確なデータが取れなくなってしまいます。本来くるべき訪問者とリファラスパムはまったく種類がことなるため、直帰率や平均セッション時間などが正確なデータではなくなってきます。データに基づいてマーケティングをしていく際にかなり迷惑になってきますよね。

リファラスパムの見分け方

Google Analyticsで「集客」→「全てのトラフィック」→「チャネル」→「Referral」を見ていただくと、参照元一覧が見れます。「こいつリファラルスパムじゃない?」ってやつの直帰率、ページセッション、平均セッション時間を確認してください。

直帰率100%、ページセッション1,平均セッション時間0みたいなやつはほぼ100%リファラスパムですので絶対にリンク先のページにアクセスしないでください。リファラルスパムか確認したい場合は、そのURLで検索をかけタイトルと説明を見て判断してください。

また、下記のリンクにリファラスパムの詳しいリストがあるのでご確認ください。
リファラスパムの一覧と対策方法まとめ

対処法

リファラスパムを発見した場合は、そのリファラルスパムのURLをフィルタリングしてGoogle Analyticsのデータに表示させないようにさせましょう。

googleanalytics-filter
フィルタリングの方法は、ヘッダーメニューにある「アナリティクス設定」→「すべてのフィルタ」→「フィルタを追加」に行き、フィルタを追加ボタンをクリックしてください。

googleanalytics-filter-add

・フィルタ名

自分のわかりやすいものを入力してください。
・フィルタの種類
カスタムを選択してください
・フィルタフィールド
今回は「参照」を選択してください。※その他にも「国」や「言語」などでも設定できるので試してみてください。
・フィルタパターン
対象の参照元を入力してください。※「集客」→「全てのトラフィック」→「チャネル」→「Referral」で怪しいと思った参照元をコピーしてくればいいです。

設定は異常になりますが、設定した後にフィルタが反映されるためそれより前のものは見えてしまいます。また、いろいろな設定の方法があるため下記サイトが参考になりますのでごらんください。

アクセスが不自然に急増したら要注意!Googleアナリティクス上で確認されるリファラスパムを解説
リファラスパムの一覧と対策方法まとめ

まとめ

Google Analyticsをはじめたばかりの頃、アクセスが急にあがったりして喜んでましたが原因がリファラスパムだと気付いた時結構落ち込みました。正確なデータを取る上でもリファラスパム対策は必須な項目かなと思うので、まだしてない方することをおすすめします。

では。

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